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キーワード: オンラインセミナー 広告 BtoB
BtoBビジネスのWEB活用戦略
〜知っておきたい、ちょっとしたコツ〜
「うちの会社、BtoBだから展示会とか紹介営業で十分でしょ?」
そんな話、まだよく聞きます。でも最近はちょっと状況が変わってきていて、
営業に会う前にネットで調べてる人が増えています。
検索して比較して、「どの会社に相談しようか」を決めてしまう。
だからWEBで見つけてもらうことって、思った以上に大事なんです。
今回は、難しく考えずに知っておくと便利なWEB活用のコツをまとめてみました。
「うちの会社、BtoBだから展示会とか紹介営業で十分でしょ?」
そんな話、まだよく聞きます。でも最近はちょっと状況が変わってきていて、
営業に会う前にネットで調べてる人が増えています。
検索して比較して、「どの会社に相談しようか」を決めてしまう。
だからWEBで見つけてもらうことって、思った以上に大事なんです。
今回は、難しく考えずに知っておくと便利なWEB活用のコツをまとめてみました。
まずはWEBサイトを見直そう
自社のWEBサイト、どうなってますか?
会社情報と製品カタログだけ、なんて状態になっていませんか。正直、それだけだと見に来た人はすぐに離れてしまいます。
今の時代、お客さんは「この会社、大丈夫そうかな?」っていうところを一番見ています。
だから、数字や事例をちょっと入れるだけでも印象が違います。
例えば、「製造業A社で在庫コスト20%減」「物流業B社で作業効率30%アップ」みたいな具体的な成果。
社名が出せなくても「中堅食品会社で」と書くだけで十分です。文章だけじゃなく、図や写真、簡単な動画を使うのもおすすめ。
何を売っているかより、どんなことができるかをシンプルに伝えるのがポイントです。
WEBサイトは「会社を知ってもらう場所」から「自分で判断できる場所」に変えるといいです。
導入前後の比較やメリットを簡単な表で示すだけでも、「この会社なら安心」と思ってもらえます。
資料やセミナーで接点を作ろう
サイトを見てもらっただけでは、次につながるのは難しいです。
そんなときは、資料やオンラインセミナーを使って、ちょっとした接点を増やすのが便利です。
例えば、業界の動きや簡単なチェックリスト、事例紹介の資料を無料で提供するだけでも、
「ちょっと知りたい」と思ってもらえます。ダウンロードしてもらう時に連絡先をもらえれば、あとでフォローもできます。
ウェビナーも手軽で効果的です。
30〜40分くらいの短いセミナーで、テーマは「自社紹介」より「業界の動きや事例」にすると参加しやすくなります。
例えば、同じ業界でどうやって課題を解決したかを紹介するだけでも興味を引けます。
録画してサイトや動画で配信すれば、あとからでも見てもらえます。
広告を少し使うのもアリです。Google検索広告やLinkedIn広告でターゲットを絞れば効率よく見てもらえますし、
FacebookやInstagramでも意外に中小企業の経営層に届くことがあります。
メールや情報発信で距離を保とう
BtoBでは、決まるまで時間がかかることが多いです。
興味を持ってもらった後、放置してしまうと忘れられてしまいます。
そこで、メールやSNSでの情報発信が役立ちます。
月に1回でも、ニュースやトピック、自社の取り組みを軽く伝えるだけで、印象に残ります。
大事なのは押し付けないこと。読んだ人が「参考になったな」「役立ったな」と思える内容にするだけで十分です。
新しい事例や小さなノウハウ、業界トレンドをまとめたコラムでもOK。ポイントは、接点を切らさないことです。
営業との連携も意識して
WEBで集めた情報やリードは、最終的には人の手でつなぐ必要があります。
誰に渡すか、どのタイミングで渡すかを決めておくとスムーズです。
情報が整理されていれば、営業も対応しやすくなりますし、信頼関係も作りやすくなります。
リードの優先度や対応タイミングをざっくり決めておくだけでも、「どの顧客にアプローチすべきか」が迷わずに済みます。
資料やセミナーの参加状況や問い合わせ内容も簡単にまとめておくと、営業が話す内容も事前に把握でき、
商談の質も上がります。
小さく始めて、少しずつ広げる
WEB活用は、特別なことじゃありません。大事なのは、少しずつ取り入れることです。
・伝わるサイトを作る
・資料やセミナーで接点を作る
・メールやSNSで関係を維持する
この3つを意識するだけでも、営業だけに頼るやり方より効果が出やすくなります。
初めから完璧にやろうとせず、小さな工夫を積み重ねることが大事です。
展示会や営業に頼るだけでなく、WEBも取り入れることで、自然にリードが育ち、商談につながる仕組みができます。
これが、今のBtoBビジネスで押さえておきたいWEB活用の基本です。